能登大納言小豆とは?

奥能登地方独特の気候風土に育まれた『能登大納言(のとだいなごん)』は、全国に数ある大納言小豆の中でも、粒の大きさと宝石のような鮮やかな赤い色が特徴の小豆です。
県内の和菓子屋さんからは、「大粒の豆をそのまま生かせ、皮が柔らかで風味がよい」と高く評価され、高級和菓子の材料として珍重されています。

能登大納言の特徴|最高級の品質

能登大納言小豆は、「こしあんにするなんて、ばちが当たる!」と言われるほど、全国にある大納言小豆の中でもひときわ大きな粒と、艶やかで宝石のように鮮やかな赤い色が特徴です。菓子処として有名な金沢の老舗菓子屋からも、炊いた時にふっくらと皮が柔らかくなり、食べても皮が口に残らないこと、味・香りなどの風味も良いことなど優れた特性があることから、最高級とされる丹波産にも勝るとも劣らない品質と評価されています。

能登大納言の特徴|豊富な栄養成分

そんな能登大納言小豆には、ビタミンB群や、カルシウム、鉄などの他、最近、抗酸化性成分として注目を集めているポリフェノールも多く含まれています。また、サポニンという独特の成分も含まれ、せきを鎮めたり、痰をとる作用、二日酔いや便秘の改善、利尿作用などによるむくみ防止、母乳の分泌増進などに効果があると言われています。